薬では病気は治らない?

先日の多次元レベル4で、のりこさんからお勧めいただいた本、

その「一錠」が脳をダメにする 宇多川久美子著

を早速読んでみました。のりこさんの言う通り、薬がもたらす人体への影響など分かりやすく書かれていました。著者は薬学部を卒業して薬剤師になられた方、つまり薬の専門家とも言える経歴をお持ちの方で、そんな著者から「薬では病気は治らない」とストレートに明言され、はっとさせられます。

薬は症状を一時的に緩和するだけで、治すことは出来ない。それどころか私達がもともと持っている免疫システム、自然治癒力、ホルモンバランスや恒常性を損なってしまう。人体の自然な働きを阻害してしまい、余計に病状を悪化させる危険性があると警鐘を鳴らしています。

そこには製薬会社や医療システムがビジネスとして薬を蔓延させている、そういう現状もあるようです。

薬を全く飲まないに越したことはありませんが、飲まなければならない状況もあると思います。ただ必要最低限、そして必要最低量にしなければならず、なぜその病気になったのか、その原因を究明して改善しない限り、病気自体は治らないのです。

CMなどの影響で「早めの〜」などまだ症状も出ていないのに、気軽に薬を服用したり、ドラックストアで自己判断で薬を選んで服用したり、薬のカジュアル化が進んでいます。そういった薬の取り方が、身体の自然な浄化システムや、免疫システムの機能を低下させているのです。

薬には副作用があります。ある症状を緩和させるために、身体の他の機能を抑えたり、弱らせたりします。それが新たな体調不良を引き起こす原因にもなります。

精神系の薬の断薬を以前ブログで書きましたが、常用性が強い薬はなかなか断薬することが難しく、減薬、断薬の過程は大変苦しいものになります。それでも薬のない生活を送れるよう努力される方も大勢いらっしゃいます。

この本を読めば薬に対する既成概念が大きく変わると思いますので、是非多くの方に読んでいただきたいと思いご紹介させていただきました。

 

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