インドでのアーユルベーダ、パンチャカルマ体験へ出発 ⑴

2月8日、インド、ケララ州でのアーユルベーダ、パンチャカルマ体験をするために出発しました。

アーユルベーダとは?

アーユルヴェーダは、インド亜大陸の伝統的医学である。ユナニ医学、中国医学と共に世界三大伝統医学の一つであり、相互に影響し合って発展した。トリ・ドーシャと呼ばれる3つの要素のバランスが崩れると病気になると考えられており、これがアーユルヴェーダの根本理論である。(ウキペディア)

パンチャカルマとは?

専属のアーユルヴェーダ医師の診断による体質や体調に合わせてカスタマイズしたデトックス療法です。慢性的なストレスを解消し、毒素の排出を促します。食事、各種トリートメントも含めトータルで効果を高めます。

今回パンチャカルマを受けようと思った理由は、長年こき使った自分の身体を大デトックスして、労わりたかったことと、インドには興味あったものの中々行くチャンスがなったので、このツアーがあることを聞いて、あ!これだ!と直感で感じ申し込みしました。

それで思い切って21日間のコースを選びました!

出発の日、福岡空港の国際線ターミナル。超久しぶりの海外です。超久しぶり過ぎて、スマホの機内モードの切り替え方が忘れていた笑。😆

やっぱり空港って良いですね。特別感があります。ワクワクしますね。

今回はシンガポール経由なのでシンガポール航空でインド、コチまで向かうことに。シンガポールでは5時間のトランジットです。長い!でも帰りはなんと18時間トランジット!笑😂

今回滞在中の食事はベジタリアンなのはもちろん、お酒ももちろんNG。なのでそれまでは!と思い、インドに着くまではビール飲んでました。内緒です!笑

福岡空港のボーディングゲート。外は快晴で逆光になってて見づらいです。

ついつい食べてしまう、ラウンジカレー。ついでに生ビール笑

シンガポール航空のボーイング787

福岡からシンガポールのフライト時間は5時間55分、映画見たり、機内食食べたり、ちょっとウトウトしてたら意外と早く到着。

シンガポールでも早速ラウンジを探しチェックイン。プライオリティーパスあります!イェ〜い!👍

シンガポール空港のMarhabaラウンジで軽食、すでにカレーっぽい。ビールはもちろんタイガービール

搭乗ゲートの下にカングーがいた。さすが働く車! でも良いな〜、この車が社用車だったら。

シンガポール空港に一風堂発見!

シンガポールのトランジット中に他の参加者と合流してインド、コチ行きのフライトに搭乗しました

シンガポールかコチまでのフライト時間は4時間10分。我々以外は殆どインド系の乗客で満席状態。アジア系と言えば、我々とシンガポール航空のクルーくらい笑。搭乗ゲートから既にインド状態。笑

コチ空港に着いたのは現地時間の夜10時過ぎでした(日本との時差は−3:30)。到着してから入国カードなるものに記入して、入管を通って、スーツケース受け取って、両替して、外に出たらもう真夜中近く。そんな時間だけど結構蒸し暑く、スモッグなのか少し大気が煙ってる感じでした。

病院までの車は手配してあったので、みんなで大きなSUVみたいな車に乗り込み、宿泊地(病院)へ直行。ドライバー結構飛ばして、遅いトラックとかビュンビュン追い抜いて、約1時間くらいで現地到着。

到着するとオーガナイザーのミカさん、アキさんとセラピスト達に出迎えられました。セラピスト達も起きていてくれたのは感動。🥹

自分の部屋に入り、簡単に荷解きして寝ることに。うとうとしてたら、最終組みが到着したので、ちょっと挨拶して就寝。

こちらが今回滞在する、Thekkeiny Krupa Ayurveda Hospital

翌朝は暗いうちから近所の寺院からの音楽、鳥の声が外から聞こえた。今日は翌日のパンチャカルマを前にドクターの問診、それでどんなメニューになるか決めるらしい。その後、病院の全スタッフによるセレモニーが執り行われた。一人一人足を清めてもらい、額に印(ごめんなさい、ちゃんとした名前知りません)を付けてもらい、アーユルベーダの神様、そしてこの病院の創始者にお祈りをしました。すごく神聖な何時でジーンと来て、涙が出ました。すごく感動的なセレモニーだった。

セレモニーの様子。一人一人ドクター、セラピストの間を通っていきます。

セラピストの一人から額に印を付けてもらいました。

セレモニー後、ホスピタルのセラピスト、スタッフと一緒に。みんなすごくフレンドリー。

ランチはこんな感じ。すごく美味しい!

夕方は近くのスーパーまでお出かけしてショッピング。そこでトリートメント中あったら便利だと聞いた巻き布?伝統的な男性スカート、ルンギを購入。ただ布を切っただけ、端がすぐほつれる感じ、価格は300円くらい。安い!

こちらがルンギを買ったお店。

その夜も早めに就寝、ぐっすり寝て、翌日いよいよパンチャカルマスタート。

ドクターの問診を元に一人一人トリートメントのメニューと薬が処方される。私は目薬。毎日朝晩点眼するよう指示されてました。

毎朝、毎晩、血圧を測ります。血圧のことをPBとセラピストと呼びますが、最初は何のことかわかりませんでしたが、持ってる機器を見て、あ〜Blood Pressure?って気付きました。次からはPBでOK。👍

まず朝一はSnehapanam。ギーを飲みます。初日なので30ml。一口で飲める量です。ギー(オイル)を飲んで消化させ、体の毒素を全部腸に蓄積されるらしいです。そしてそれが溜まったら、パンチャカルマ名物の浣腸で排泄です!笑

ギーを飲み始めると普通の食事はもちろん、コーヒー、チャイも飲むことができません。食べれるのはお粥だけです。ドクターにギーを飲んだ後、お腹がVery Hungryになったら教えてね、と言われてお腹が減るのを待ちました。しばらく経って再度お腹は減りましたか?と確認されたんですが、Hungryだとは思うけど、Very hungryかどうかは???な自分。その二つの区別がはっきり出来ないことに気づいてびっくり😩。普段は時間になったらなんとなく食事をしていたんだなっていうことです。自分の体の状態がちゃんと把握出来ない状態だったんだとショックでした。今回それに気付けたのは本当に良かったと思います。

3食、決まった時間に規則正しく食事を摂ることが健康に良いと教育され、そのままどこか無意識に従っていたので、Very hungryの状態というのが分からなくなってしまっていたんだな〜と感じさせられました。もちろん何かに没頭して食事も取らずに長時間やっててお腹減った〜!と感じたこともありますが、その時くらいしか本当の空腹は感じてなかったのかも知れません。

結局お昼過ぎにドクターから再度空腹具合を聞かれ、確かにお腹は減ってるけど、すごく減ってるかは微妙と答えたら、もう食べて下さい、と返事をもらい。待望の食事(お粥)を頂きました。

サラサラのお粥。味は殆どしたいけど、これはこれで美味しい。

このホスピタルのルールとして「日中は出歩かない。トリートメント中は日光に出来るだけ当たらない。」があります。理由は気温が昼間37℃くらいまで上がりるので健康に良くないということらしいです。だからなのか空港から病院までの移動中、真夜中なのに沢山の人、車、そして道路脇沢山のレストラン、食堂、商店がオープンしていました。みんな暑い日中は屋内にいて、日没後涼しくなってから行動するからかな、なんて納得してしまった。これで今はいわゆる冬らしいので、夏の気温はどんなだか想像できません。笑

夕方涼しくなった頃、歩いて行ける寺院まで散歩することになりました。男性でも短パンはいけないらしく、昨晩買った伝統衣装のルンギーを腰に巻きました。巻き方が分からなかったのでセラピストに教えてもらって何とか着ました。寺院でも同じもの着ている男性にも教えてもらい、結構うまく履けるようになった気もします。

寺院近くで、ルンギをはいて。寺院に入る時は何故か男性は上半身裸にならなきゃいけないらしい。

夕飯はみんなお粥なので、夕飯だけはみんなと同じ笑

書くこと沢山あって長くなってしまった。

続きます

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