アート合宿に参加してきました

以前ブログ(ツインレイ現る?)で書いたアート合宿に参加してきました。

新潟県妙高高原にて9月20日から4泊5日の日程でした。

初新潟でしたが、ずっと合宿所で絵を描いていたので全く外に出ていませんので、新潟に行ったという実感はあんまりありません笑

全国から13名の方が参加されていました。私のように全く初めての方もいらっしゃいましたが、他の1日コースや、2泊3日のコースを以前受けた方も数名いらっしゃいました。性別も年齢もバラバラですが、皆さん絵を描きたいという情熱は共通していて、初対面でもすごく近しいエネルギーを感じました。

 

こういう会って自己紹介から始まりますが、自己紹介って苦手なんです笑

多次元のチェックリスト12番コミュニケーションでも選ばれる私の定番でもあります笑。

でも決めていたんです、今日は自分の誕生日です!って宣言することを。

簡単に福岡から来ました、絵は子供の頃から興味がりました、ずっと絵、アートへの関心を持ち続けて、今回参加に至りましたと簡単に自己紹介をして、最後に「そして今日は私の誕生日なんです!」とみんなの前で言えました。

みんなから「お誕生日おめでとう!」のお祝いのお言葉を頂きました。会ったばかりの方々みんなに祝福されて本当嬉しかったです。

夕飯の時もハッピーバースデーを歌ってもらいました!

 

合宿のテーマは絵を描くことなので、毎日いろんなサイズの紙、キャンバスに描きました。

技術的なことはあまりというか殆ど教わりません。もちろんインストラクターの方々にアーティストなので聞けばその都度アドバイスはいただけます。そういう技術よりも、どう自分を絵を通して表現するかに重点が置かれていました。

そしてそれぞれが描いた絵から感じることをグループ内でシェアすることで、参加者同士の理解のどんどん深まっていきます。

今まで数多くのスピ系のワークショップ、セミナーに参加して、ペアセッション等で相手を深く掘り下げてきました。そういうセッションを通して、もう裏表、隠し事がなくなり、お互いの親近感がぐっと深まります。でも今回はそういうセッションはもちろんないので、描いた絵を通して、感じたことをシェアしたり、ワークをして、また絵を描く、そしてシェアをするの繰り返しで、スピ系のペアセッション以上にお互いの開放されていくハートに繋がっていく、そんな不思議な感覚がありました。

アートがみんなの心、潜在意識をつなぐ媒体になっている、そんな感じをうけました。

 

一日の初め、終わり、そしてワークごとの節目に、会場中央でサークルに座り、静かな時間(瞑想)を取った後、一人ひとり「今ここ」というその瞬間の感じていることをシェアします。自分の感じていることを言語化することは時に難しいこともありますが、回数を重ねるごとに、順番が回ってくるまで、何を言おうって迷うこともなくなり、自分の順番までは発言しているメンバーに意識を向け、耳を傾け、感じ取り、そして自分の順になって何も準備してなくて頭の中が真っ白でも、言葉が出てくるようになった気がしました。それはちゃんとみんなの言葉を聞いて、感じているってことなんだな〜って思います。

全てのグループワークが次の絵のテーマになっていました。これも素晴らしい構成だったと思います。

 

ただテーマがあるからスラスラと絵に出来るか?ということは全く無く笑、色や構成、何度も筆を止め、悩み、

描いた絵を全く違う色で全部塗り重ねたり、雑巾で拭き取ったり、パレットナイフで削ったり、一歩進んでは二歩下がる笑、みたいな進行状況です。

なんか違う〜!って感じたら、足したり、削ったり。もう何度絵が変身するのか分からないくらい変わりました。

そして失敗も、偶然も手伝ってやっと、これ良いんじゃない?ってところに落ち着く、そんなプロセスを味わっていました。

その過程に苦悩や、落胆や、悔しさやあり、それらを一つ一つ乗り越えて喜びや、発見、安堵を感じ、次のステージに登っていく感じです。

 

完成したらもう見えなくなった下の層にある絵たちも、完成形に深みを与えてくれます。だから塗り替えれば替えるほど、修正すればするほど深く感じます。

一番大変身を遂げた絵を添付してみました。これ全部同じ絵の最初から最後です。

それまで淡い色ばかりだったので、これはテーマを変え、黒(闇)からスタートしました

虹色の雲のようなイメージを追加

そしてまた黒系で上塗り笑

白を乗せたら、主張し過ぎなので、雑巾拭き取ったり、削ったり

途中の工程が抜けてますが、黒い太陽を2つ追加してSFに出てくような大気がガス状の星に。削り過ぎ、拭き取りすぎでキャンバスが剥げてる笑

 

本当最後だけ見ると、それまで途中の顔が全く想像出来ないですよね〜。それほど変わります。他のメンバーの絵を見てても、あれ?これって昨日描いていた絵?って信じられないことが多々ありました。

 

今回の合宿中にライブアートのパフォーマンスをしました。

主催者でアーティストのTOKAさんが先ず、ライブアートの迫力のあるパフォーマンスを見せてくれました。小柄の女性ですが、すごい迫力と爆発するようなパワーが感じられました。そして同時に神聖さも感じました。

そのパフォーマンスを観るだけだと思っていたんですが、さあ、今度は皆様の番ですよ!ってTOKAさんが言ったときは会場が一瞬シーンとなりました。

でも直ぐに自信のなさや不安よりも、心の通じ合った仲間の見守るこの空間に自分を委ねられる!という思いが強く湧き上がり、出来る!やってみたい!という思いに変わりました。

 

一人ひとり順番に、静かに瞑想して、そしてゆっくり目を開け、パフォーマンスを開始します。

私も途中途中に息を整え、次のイメージを待ったりしながら描き上げました。ブラシにたっぷりと墨を付けたり、少し薄めて濃淡を表現したり、指で描いてみたり、湧き上がるイメージを具現化していきました。

瞑想から目を開けるとそこには真っ白な空間が広がり、どう描こうかとかは思い付きませんでしたが、回りたい!円を描きたい!という衝動に駆られました

最初の一筆が終わると、静かに全体を見つめ、次のイメージを待ちます

この余白に書き足したい!と感じ、筆ではなく指を使って描きました

  

少し描いては、じっと全体を見つめ、またイメージが湧いたら描く、その繰り返しです

完成しました!人生初ライブアートです!

みんなの作品を並べて記念撮影〜! これだけ並ぶと圧巻です!

 

宿泊施設のお風呂は温泉で源泉かけ流し、朝6時から夜10時までいつでも入れます。みんな一日数回入っていたと思います。それに三食とても美味しい食事をご用意いただきました。毎食食べすぎるくらい食べてました!絵を書いてる時もお菓子やチョコ食べ、お茶を飲みつつ作業していました。絵を描くって本当エネルギー使ってるんだな〜って感じます。どんだけ食べても直ぐにお腹が減ります笑。

 

近所に酒屋さんもあったので新潟限定のビールや日本酒も楽しめました。

  

 

長いと思っていた4泊5日のアート合宿もあっという間に最終日を迎えました。

最終日は会場や、敷地内に各々自分の作品を並べ、個展会場を設営しました。そしてみんなから自分の絵を通して感じることを言ってもらいました。最後にみんなの感想を聞いて自分が今感じることをシェアしました。

この時はもう感謝の気持ちしかなく、ただただみんなにありがとうと言いたくて、涙がぐっと込み上げ言葉が詰まりました。

くじ引きで一番にみんなに見てもらうことになり、素敵な展示スペースを確保したんだけど、時折吹く風で地面においた絵が飛んでいってしまうことも笑

みんなからの言葉に、ぐっと来て言葉を詰まらせてるところ

最後は笑顔を撮ってもらいました

 

本当素晴らしい体験をさせていただきました。また来年も是非参加したい!純粋にそう思えたアート合宿。

真冬の雪に埋もれる季節も素晴らしいようです。そうすると数カ月後???笑

 

今教えていただいた画材等を注文しています。自宅でも引き続き描いていきたいと思います。

来月末にedgeというグループ展があるようです。まだアート合宿の余韻が残った感じなので、参加するかどうかは決めかねていますが、早く決めないと締切になるようです。

今回のアート合宿には、前のブログ(ツインレイ)でこの情報をくれたYさんもなんと参加していました!全然知らなかったので本当サプライズでした。食事の時に今回参加を決めた経緯を御本人に話しました。ちょっとだけ前のブログ内容とは違ったようでしたが(スクーリングは自分とは違う場所でした)、きっかけをくれたことには間違いがありません。改めて心より感謝をしたいと思います。

そして、子供の頃父から言われた「絵で飯は食えないぞ!」で自分自身や自分の夢を否定された感覚や、生きる楽しみ、将来の夢まで持てなくなっていた幼少期のトラウマから、やっと開放され、堂々とアートに関わり、絵を描くことを楽しめるようになったように感じます。

今回はそういった意味でも自分にとって大きな収穫があったと感じます。

このアート合宿の紹介に、

「絵を描くという最高の内省ツールを得て、感性に生きる旅路が始まる」

とありました。正しくその感性に生きる旅路が始まった、そういう感じています。

 

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